工業デザインのアイデアワークは外観デザイン案の展開にとどまらず、製品コンセプトの構築、機構や量産のイメージまで製品をトータルで方向付ける最も重要なプロセスです。

D.Flatはまず、これからデザインする製品が必要とされる意図をコンセプトとして再解釈します。そのコンセプトを起点としてアイデアを展開し、またそのコンセプトにたどり着くように、アイデアを絞り込んでいきます。
その作業の繰り返しので生まれるアイデア群のなかから、特徴的なものや可能性のありそうなものいくつかピックアップし、スケッチを作成して提案します。
多くのケースではアイデアワークが一回で終了することはむしろ少なく、一回目の提案・検討でさらに鮮明になる課題など様々な要素によって、よりクオリティの高いアイデアワークを重ねることができるようになります。このようにアイデアワークを2回~4回繰り返すことで最終候補2・3案、あるいは1案にまで絞り込みます。
最終候補1~3案はこの後に続く詳細デザインのステップで機構的な裏付けや意匠(外観)のディテール、全体のバランスを調整していきます。また、製品の外観や機構・構造はアイデアワークのプロセスの中で基礎が構築されています。
案件やコンセプトによってアイデアワークのスタイルは変化します。
たとえば、コストダウンが主たる目的であれば部品点数や材料について重点的に考えますが、一つ一つのアイデアを深く考察するため、展開数よりもアイデアの質を重視します。
反対にモデルチェンジ等で製品に新鮮さを求められる案件であれば、弊社にて思いつく限りのアイデアを出しそれらから特徴的なものをピックアップしながら、内容の詰めよりもとりあえず可能性を探る(展開数の多い)スタイルを取ります。
実際には、これらの重視するポイントが微妙なケースがほとんどです。
それに対しD.Flatでは、経験を元に柔軟に判断しながら適切かつ斬新なアイデアを提案するように心がけています。
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